私の父は節約大好き人間です。

電気を付けっぱなしになんてしていたら10分近く説教です。

説教の内容はいつも「お父さんの小さいころは・・・」と始まるのです。

「時代が違う」といつも家族はいうのですが「節約の何が悪いんだ」と父の頑固な性格を変えることは出来ません。

父は電気だけに留まらず、小さなころから一番イヤだったのはお風呂でした。

お風呂の中にはいつも1、5リットルのペットボトルが3本湯船に浮かんでいました。

少ない量で水かさを増やす為です。

みんなの入浴が終わると、そのペットボトルはお布団の中に入っていました。

電気代を浮かせるための手作り湯たんぽです。

確かに温かいです。

でも、温かいのは日付が変わるころまでです。

早朝には温かいお湯が冷水に変わっており本当に寒くなるのです。

いつもペットボトルの冷たさで目が覚めていました。

そして冷えきったペットボトルは父の手にかかると、まだ役目を終えることができません。

次は洗濯の節約のために使われます。

洗濯水として利用されるのです。

私たち家族は唖然です。

しかし、母から聞いたのは父が節約してくれたおかげで毎年恒例の家族旅行に行けていたとのことでした。

家族旅行のために節約していてくれていたのです。

お父さん、ありがとう!ですね。