通帳を眺めるのが趣味だという友人

私の友人に「自分の貯金通帳を眺めるのが毎月の趣味」という女性がいます。

大手信販会社で働いていた彼女は給料も良かったようです。自宅住まいだったので、無駄遣いしなければさえ、毎月かなりの額を貯金できるという話でした。

毎月通帳を見るのが楽しみ…という状況になったことが人生で一度もない私にとっては、ため息が出るほど羨ましい話です。

マイナスの通帳ならもっているのですが見れば見るほど憂鬱になるばかりです。もちろん、見ているだけではマイナスが減るわけでもないため、どうにかしなければならないと思っているのですが、とても思うようにはいきません。

若いときから、なかなか貯金癖がつかず困っています。

厳密に言うと、毎月、私も、貯金自体はしているのですが、そこそこまとまった額になると絶対に使う目的が出来てしまい、貯金が増えていかないのです。毎月支払いだらけで嫌になってきます。

私も友人のように「毎月貯金通帳を眺めるのが楽しい」なんてこと、人生で一度でいいから周囲に言ってみたいのですが…。いつになったらその日がくるのか、現段階ではまったく検討もつきません。その日が来るよう、毎月、ちゃんと節約を頑張りたいと考えています。

節約の対象外?聖域の趣味、自分へのご褒美の節約のポイントは2つ、減額と選択で仕分ける

普段節約に励んでいる方でも、自分の趣味は節約の対象外にしている人が多いのではないでしょうか。私もつい最近までは「他で節約頑張ってるんだから趣味くらいは好きにお金を使っていいじゃない」と自分へのご褒美は甘くしていました。

ところが、家計簿を見ると趣味娯楽費の項目が突出した高額支出になってしまいました。これでは他で節約してもお金は貯まらないと自分の聖域になっていた趣味の支出を見直しました。

まず、趣味が複数あるので優先順位を決めました。読書、音楽鑑賞、ゲームの3つが私の趣味です。娯楽や遊びの要素が一番強いゲームにかけるお金を減らしました。課金制のゲームをやめて、ひとつ数百円で長く遊べるスマホで出来るRPGに切り替えました。

音楽鑑賞も、クラシックなどの芸術性がある曲よりもポップスが好きなので、好きなアーティストでもアルバムを買うのではなく、ピンポイントで好きな曲を配信で買うようにしました。

最後の読書ですが、今ある本が読み終わるまでは次の本を買わない、月の本の予算は千円、読み終わった本は売るとルールを決めました。単行本は千円では買えないので二月待つしかありません。文庫本に自然とシフトしました。

3つの趣味に共通している節約ポイントが二点あります。無理に辞めるのではなく予算を減らす、本当に欲しいものを厳選するという「減額と選択」です。

自分へのご褒美は魔法の言葉です。使い方を間違えると浪費へまっしぐらです。しかし、自分へのご褒美を厳しく選んで節約すれば買ったものが貴重なので本当の宝物になると思います。

のべつまくなし、欲しいものをご褒美にするよりも、ずっとモノや体験を大事に出来ます。

趣味という聖域の中でも本当に欲しいもの必要なものを厳選することで、買ったものやお金ををかけた体験がより大切な思い出になります。

子どもの頃に「プレゼントは誕生日とクリスマスの二回だけだよ。欲しいものはよく考えなさい」と親に言われた経験はありませんか。子どもの頃を思い出して、趣味という聖域、自分へのご褒美もしっかり見直して、お金が貯まる人を一緒に目指しましょう。私も貯まる人に向けてまだまだ修行中です。